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2024年3月号

2026.10.23

決算の準備はお早めに!スムーズな決算のための最終確認事項

 3月は企業の決算が集中する月です。決算を迎える企業は、決算日までに次のような点を確認しておきましょう。

  1. 請求を再確認する:売掛金の計上漏れがないか、納品書控・得意先元帳・売掛金台帳等の記録を確認する。
  2. 滞留・不良債権への対応を検討する:滞留・不良債権化している売掛金等は、貸倒損失や貸倒引当金を計上できる条件を満たしているかどうかチェックする。
  3. 不良在庫は決算日までに処分する:セール等による値引販売や廃棄処理、買取業者への依頼等によって処分することを検討する。
  4. 固定資産を確認する:①実際に事業用として稼働しているか②少額減価償却資産の特例が適用できるか③その固定資産の修理は修繕費か――を確認する。
  5. 仮払金等を精算する:残高がある場合、精算して適切な勘定科目に振り替える。

「お金がない!」にさよなら 「キャッシュ・フロー経営」で安心の経営を!

 手元により多くのキャッシュ(現金・預金)を残すことを重視する経営を「キャッシュ・フロー経営」といいます。資金の入りを「多く・早く」、資金の出を「少なく・遅く」することがポイントです。自社の仕入から販売、支払い、回収までのサイクルを次の指標で確認することが重要です。

  1. 棚卸資産回転期間(日)=棚卸資産÷純売上高×365
  2. 売上債権回転期間(日)=売上債権÷純売上高×365
  3. 買入債務(支払基準)回転期間(日)=買入債務÷仕入代金支払高×365
  4. 必要運転資金回転期間(日)=(棚卸資産回転期間+売上債権回転期間)-買入債務回転期間

 「必要運転資金回転期間」は、資金調達が必要な期間です。この期間を短くすることで資金の心配が減り、安心の経営につながります。

令和6年4月からルールが変更に!「労働条件」を従業員にはっきりと伝えていますか?

 新たな従業員の雇用や、有期雇用の従業員との契約更新の際に義務付けられている「労働条件の明示」。そのルールが、令和6年4月1日から変わります。令和6年4月1日以降、新たに書面で明示すべき事項は次の通りです。改正点の確認とともに、自社の労働条件およびその明示の方法を見直してみましょう。

  1. すべての従業員に対する明示事項:就業場所・業務の変更の範囲
  2. 有期雇用の従業員に対する明示事項
    1. 有期労働契約の更新の上限
    2. 無期転換申込機会
    3. 無期転換後の労働条件

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